ED の原因は、糖尿病や腎臓病、前立腺炎などの病気による「器質性」と、ストレスなどによる精神的なもの、加齢によるもの、不規則な生活による生活習慣的なものを合わせた「心因性」があります。若い人のインポテンツ は、ほとんどが心因性といわれ、ストレス.コンプレックスや飲酒.喫煙.食生活.睡眠不足.運動不足などが原因にあげられています。

器質性(20%)
.糖尿病、高血圧症、心臓病など
  ペニス の血管に影響を及ぼし、十分な血液が流入しないため。
.前立腺や脊髄神経の損傷
  中枢神経とペニスの神経に影響。
.EDを引き起こす薬物
  一部の降圧剤やうつ病治療薬の副作用として。

心因性(80%)
.ストレスやコンプレックスなど精神的なもの
.飲酒、喫煙、睡眠不足、運動不足、食生活など、生活習慣的なもの

 
■器質性か心因性かの見分け方
ご自分がED又はED予備軍と判断されても、器質性によるものか心因性によるものかよく解らないという方も多いと思われます。そこで、どちらかを見分ける方法をご紹介しましょう。

<スタンプ法>
就寝時に、ミシン目から切り離していない切手を陰茎 に貼り付ける方法です。
勃起 が起きると切手が 切れるので、睡眠中に勃起があったかどうかが分かります。
一般的に、夜間の勃起は心理的影響を受 けずに起きるため、この現象があれば器質性障害はないと考えられます。ただし、一晩では正確では ないので、3晩続けるとかなりの精度で分かるようです。この方法を考えたアメリカの医師は泌尿器学会賞を受けたそうです。

 
■勃起のメカニズム
ペニスは、普段はだらりとぶら下がっています。セックス 時など性的な刺激を受けると大きく膨張し、硬くなり、そそり立つもので、これが勃起です。
これは脳が性的刺激を受ける(ペニス中のcGMPという化学物質が分泌される)ことにより、動脈から血液が海綿体に流れ込むのです。健全な男性の場合、硬くなった海綿体がペニスの静脈を圧 迫し、血液の流出が抑えられ勃起が持続するのですが、インポテンスの場合、cGMPの分泌量が少ないか、cGMPを破壊する酵素( PDE5)の分泌量が多すぎるため勃起に必要な血液が流れ出してしまうのです。このように勃起は、視覚、聴覚、臭覚触覚によって、脳の性欲中枢が刺激されることにより起こるのです。「朝立ち」は普通の勃起とは異なります。これは眠っている間に膀胱の尿がたまり、膨くらんだ膀胱が勃起中枢を刺激するためです。